冗長検査情報を用いる通信品質要因解析に基づく
無線アクセス技術の研究開発

研究機関:京都大学、福岡大学、国際電気通信基礎技術研究所 研究代表者:山本高至

研究開発の概要

無線通信においては通信の成否は確認できる一方、フレーム損失など通信品質の要因は、一般に不明である。通信品質要因は、無線通信の稠密化に伴い、より複雑になっている。本研究開発の目的は、通信品質要因の解析精度の向上、ならびに解析結果に基づき高効率な無線パラメータ設定を行うアクセス制御技術の実現である。

研究開発のポイント

通信品質要因の特定に資するフレーム送信区間などの情報を冗長検査情報と呼ぶこととし、有線バックホール回線などで収集するとともに、通信成否等の情報と組み合わせ、機械学習技術により通信品質要因解析ならびに高効率な無線アクセス制御技術を実現する。

メンバー

山本高至
京都大学
研究代表者
西尾理志
京都大学
太田真衣
福岡大学
研究責任者
太郎丸眞
福岡大学
矢野一人
ATR
研究責任者
鈴木健太
ATR
新居英志
ATR
守倉正博
京都大学

成果

  1. 矢野一人, 鈴木健太, 山本高至, 太田真衣, “通信品質要因解析に基づく高効率通信制御に向けた冗長検査情報の収集に関する一検討,” 電子情報通信学会技術研究報告, RCS2019-343, pp. 129-133, March 2020.
  2. 太田真衣, 山本高至, 矢野一人, 太郎丸真, “冗長検査情報を用いる通信品質要因解析に基づく無線アクセス技術の研究開発,” 電子情報通信学会技術研究報告, SRW2019-81, pp. 109-110, March 2020.
  3. 山本高至, 紀平悠人, 香田優介, 西尾理志, 守倉正博, “無線LANにおける冗長検査情報による通信品質要因解析,” 2020年電子情報通信学会総合大会, B-5-147, March 2020.
  4. 西尾理志, 角南智也, 守倉正博, 山本高至, “カメラによる物体検出を活用した無線LANトラヒック制御の検討,” 2020年電子情報通信学会総合大会, B-15-46, March 2020.